今晩は、7時になりました。NHK今日のニュースです。
今日から新年度、令和五年度が始まりました。入学式や入社式も行われ、
新たな生活が始まりました。
岩手県大船渡市(おおふなとし)の小学校で入学式が行われ、新入生たちは、色鮮やかな羽織(はおり)や袴(はかま)姿で、式に臨みました。
大船渡市三陸(さんりく)町りゅうり地区(ちく)りゅうり小学校は、4月1日の入学式がせんぜんから続いています。
昭和40年代に、女子児童(じょしじどう)が袴姿で参加したことから、和服での入学式が定着(ていちゃく)していて、今年の新入生11人も、色鮮やかな羽織(はおり)や袴(はかま)姿で、保護者と一緒に、式に臨みました。
新入生は、担任の先生から一人ずつ名前を呼ばれると元気良く『はい』と答えていました。
『元気を頑張りたいです、お友達と一緒に遊んでることが楽しみです』
大手流通グループでは入社式が行われ、およそ3500人の新入社員が決意を新たにしました。
流通大手のイオン(AEON)は例年、4月1日にグループで合同(ごうどう)の入社式を行っていて、今年は、およそ3500人の新入社員が全国7カ所の会場に(かいじょう)集まり、中継で繋ぐ形で行われました。
グループの本社がある千葉市内の会場には、およそ1100人が集まり、岡田元也(おかだもとや)会長には『変化を先取りし(さきどり)、より便利で快適な生活をお客様にお届けできるよう努めてもらいたい』と挨拶しました。
会社によりますと、新型コロナの感染拡大を受け、3年前は合同の入社式は行わず、一昨年はオンライン開催としましたが、去年に続き、今年は対面で開催しました。
ただ、マスクについては、今の社内のルールに基づき、新入社員にも着用(ちゃくよう)を求めたということです。
『今までオンラインで就活(しゅうかつ)だったり、同期が会う機会があまりなかったので、こうやって機会があったことにすごく嬉しく思っています』
『大変なこともあるかもしれないですけれども、精一杯頑張っていきたいと思います』
新年度私たちの暮らしはどう変わるのでしょうか?主な動きがまとめました。
学校現場では今日からマスクの着用は原則不要「げんそくふよう」となるなど感染対策と考え方が変わります。文部科学省(もんぶかがくしょう)が示した新しい考え方では、事業や行事などの教育活動では、児童や生徒教職員に対して、マスクの着用を求めないことを基本とし、学校などがマスクの着脱を強制することがないよう求めています。
一方、登下校時とうげこうじに、混雑した電車などに乗る場合や、校外学習で医療機関、高齢者室などを訪問する場合は、マスクの着用が推奨されるとしています。
入学式や運動会、文化祭などの行事について、参加人数を制限したり、時間を短縮したりする必要はなく、教職の際も適切な対策を行えば、黙食(もくしょく)は必要ないとしています。
子育ても変わります。子供政策の司令塔となる、子供家庭庁が今日発足しました、
少子化対策も含め、各府省庁で横断的に取り込むべき子供政策を幅広く企画立案
し、主導していく役割を担うことになります、
内閣府や厚生労働省から、一部の部局を移管され、およそ四百人の体制で児童手当ての支給や妊娠から出産、子育てまで一貫した支援、保育行政、それに児童虐待、いじめ、
貧困対策などを子供を関わる業務を幅広く担当します、
そして、各府省庁で横断的に取り込むべき子供政策を幅広く企画立案すると共に、着実に実施されるよう総合調整に当たります、
改正道路交通法の施行に伴い、今日から、年齢を問わず、自動車に乗るすべての人を対象に、
ヘルメットの着用が努力義務になりました。これに合わせて、東京新宿の広場(ひろば)で開かれたイベントでは、警察官などが、自転車もヘルメットを被ろうと書かれた登りを立てたり、帽子のように見えるデザインが工夫されたヘルメットを紹介したりしていました。
街の人の声です、
『怪我したいけないということに、飛び出しが多いから』
『自転車を乗ってで、被ってないと危険』
警察庁によりますと、去年1年間に全国で起きた、自転車駐車場の事故で(じこ)、死亡した339人のうち、52%の当たる179人が頭に致命傷(ちめいしょう)を負っていたということです。
その一方で、死亡した人と怪我をした人のうち、ヘルメットの着用率は9.9%にとどまっていて、特に大人の世代に着用率の低さが課題となっています。
先ほど、午後6時41分ごろ、山形県(やまがたけん)と新潟県(にいがたけん)で、震度3の揺れを観測する地震がありました、この地震による、津波の心配はありません。
この地震で震度3の揺れを山形県の中山町、西川町、小国町、新潟県の新潟市、村上市、砂防市、阿賀町で観測しました、
また、震度2や1の揺れを宮城県と山形県、福島県、新潟県、石川県、秋田県、栃木県(とちぎけん)、それに群馬県の各地の観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は新潟県下越沖(かえつおき)で、震源の深さは10キロ、地震の規模示しマグニチュードは5.0と推定されています。
北海道厚岸町で、あっけしちょう、犬の散歩していた女性が熊に襲われ(おそわれ)、頭や足を噛まれて、(かむ)大怪我しました。熊は見つかっておらず、警察などが警戒を続け、注意するよう呼びかけています。
今朝9時ごろ、北海道東部の厚岸町太田あっけしちょうの農道(のうどう)で、犬の散歩していた隣接する釧路町に(くしろちょう)住む、30代の看護師の女性が熊に襲われました。
警察によりますと、女性は頭や太もも(太腿)を噛まれて、大怪我をして、ドクターヘリで病院に搬送されたということです。意識はあるということです。
現場は、厚岸湾(あっけしわん)から内陸に3キロあまりの牧場(ぼくじょう)などが多くある地域で地元のハンターや町の職員が捜索を行いましたが、熊は見つかっておらず、警察がパトカーを出して、警戒をしています。
町も防災無線(むせん)を通じて、住民に注意を呼びかけています。
北海道は冬眠(とうみん)から覚めた(さめる)ヒグマに遭遇(そうぐう)する事故を防ぐため(ふせぐ)、
今日から来月末までを春のヒグマ注意特別期間としています。
今年は特に雪解け(ゆきどけ)が早く、熊の活動開始が早まることが予想されていて、北海道は山に入る時は二人以上で行動するなど注意を呼びかけています。
厚岸町あっけしちょうの現場では、町役場(まちやくば)の職員が熊が出没した(しゅつぼつ)ことを知らせる看板を設置して、注意を呼びかけています。
厚岸町あっけしちょう環境林務課の真里谷隆(Masatani Takashi)課長は
『こんシーズン、町内で初めての被害だ』、山菜取り(さんさいとり)では一人で山に入らないことや熊用の鈴を持ち歩くなどを対策をしてもらいたいと話していました。
現場近くで一人暮らしをしている80歳の女性は『警察から家から出ないように言われたので、玄関の鍵かぎを閉めて、今日は家から出ないことにしました、以前から熊が出るとは言われましたが、早く捕まって欲しいですと』話していました。
また、厚岸警察署はパトカー4台を出して、警戒に当たり、現場付近でも赤色灯(せきしょくとう)回しながら、パトロールしていました。
空空如也
暂无小宇宙热门评论